バイナリーオプションで稼ごうと考えたときに、多くの方は「勝率の高いロジックは…」とロジックに目が行きがちなのですが、実はメンタル面がとても重要になってきます。
為替相場のチャートは人間心理が現れていると言われています。
例えば、上昇よりも下落のほうが早い傾向があります。それは価格が落ちたときのほうが怖くなってすぐ手放してしまうため、下落のほうが早くなります。
冷静な判断をしていれば勝てるものも、メンタルがぐらついてしまって、冷静さを失った判断で損失を出してしまうというのは相場でよくあることです。
メンタル崩壊してしまう時
資金が30%減ってしまうと、メンタル崩壊してしまうという研究がでています。例えば、10万円から始めた場合7万円になったときに、正常な判断ができなくなってしまうことになります。
はじめは、「バイナリーオプションで稼ごう」という気持ちで始めると思うのですが、資金が30%減った時になると『損失を取戻そう』という考えに変わってきます。
そして正しいロジックでトレードを行っていくことができなくなり、最後には一か八かの勝負にでるといった負けパターンに陥れいます。
また、資金の30%というのは、元々の資金だけではなく増えた資金に対しても起こるという研究がでています。
例えば、10万円の資金からスタートして20万円に増えたとします。20万円の70%は14万円になります。
最初の10万円からみると、14万円は4万円増えたようにも思えるのですが、20万円まで増えてから14万円に減ってしまうと、同じように『取り戻したい』という気持ちが出てきてしまいます。
そのため、無茶なトレードをしてしまったり、資金管理がくずれてしまったりすることがあります。
メンタル管理ができないといくら勝てるロジックを勉強していても、メンタルが崩壊してしまって負けてしまうということがあります。
資金の30%をきらないようにする
メンタル管理で重要なことは資金の30%を切らないようにすることが大切です。例えば、勝率60%のロジックでバイナリーオプションを行っていた場合は、1~2%が適切なベット金額です。
5%(5000円)でトレードを行っていたら、運悪く負け確率の40%を引き続けた場合簡単に資金の30%がなくなってしまうのが想像できると思います。
メンタル管理ができないと言う方は、資金管理ができていなく適切なベット金額を超えていることがおおいです。
メンタルを鍛えるためには
資金の30%を切ると冷静な判断ができないので、資金の30%減らさないということが重要というのがここまでの話でした。
ここからは、もし30%減った時でも冷静なトレードができるようになるための話になります。
どんなときでも冷静な判断でトレードを行っていくためには次の2つがあります。
・強固なロジック
・メタ認知
それぞれ説明します。
強固なロジック
自分が行っているトレードの勝率を把握することが大切です。自分のトレードに確証がもてないから不安になります。
勝率が損益分岐点超えていれば、資金の30%を切ったとしても不安になったり焦ることもなくなります。
メタ認知
自分を客観的にみることをメタ認知といいます。焦っていたり冷静を欠いた状態になったときには、俯瞰して自分を客観的にみてください。
例えば、「あ、資金が減ってきて焦ってるな…。」と、自分の状態を少し引いた目でみることで冷静になれます。
メタ認知の力を養うためには”瞑想”が効果的といわれています。勝っているトレーダーは瞑想を日課にしている人も多いです。
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