相場には3つの状況があります

為替相場には3つの状況があります。

・上昇トレンド
・下降トレンド
・レンジ

バイナリーオプションで稼いでいくためには、今の相場がどの状況にあるのかの把握が大切です。

それぞれの状況について画像で説明していきます。

上昇トレンド

右肩上がりに価格が上昇していくのが上昇トレンドとなります。

安値切り上げ
高値更新

をしながら価格が上昇していくのが上昇トレンドの特徴となります。

下降トレンド

右肩下がりに価格が下降していくのが、下降トレンドとなります。

高値が切り下がっていき、安値を更新しながら価格が下がっていくのが下降トレンドの特徴です。

レンジ

上がるでも下がるでもなく一定の価格帯の中で、為替相場が推移しているのがレンジとなります。

レンジは買い手と売り手が牽制しあっている状態と言えます。レンジの期間が長ければ長いほど方向性が出たときのパワーが強くなります。

相場の7割はレンジという言葉があるくらいに、レンジは多く出くわす状況となっています。

状況が変化していく過程

基本的には『トレンド⇒レンジ⇒トレンドレンジ⇒トレンド』といったように推移していきます。

このように変化していく理由について説明していきます。

例えば、現在上昇トレンドであるとします。

上昇しているので買いたいと思っている人が多くいます。価格が上がっていくにつれて、買いたいと思っている人がどんどんと値段の基準値を切り上げていってくれます。

(高値更新、安値切り上げの状態)

ですが、一定の価格になったときに安く買った人が利益確定のために売りに転じる人が増えてきます。そして上昇の勢いがなくなったときに売り圧が強くなっていき、買いたいと思っていた人も「もう上がらないのではないか?」と考えるようになっていき。

値段の基準値が切り上がらなくなっていきます。

そして、買い手と売り手が牽制しあうレンジという状態に移行します。

レンジに入っていくと、牽制しあっている状態なので上下から価格がどんどんと押しつぶされるように、価格帯が縮小していく傾向にあります。(この状態を三角保ち合いなどともいいます。)

(三角保ち合いの例)

そして、限界値まで来たときにレンジの支持線を突き破って、方向性が定まりトレンドへと移行します。

基本的に値動きはこのようにレンジとトレンドを推移していきます。

なので、トレードを行うときには今どの状態にいるのかというのを認識しておくことで勝率がたかくなります。

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